FXトレーダーが成長する時に経験する過去検証の道のり ~後編 ビクトリーロードの歩み方~

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今回は前回に続きまして、自分がどうやって相場で利益を上げられるようになったか

について書こうと思います。

 

前回の記事を簡単にまとめますと、

自分自身はトレードを勉強してからしばらくの間、

過去検証の取り組み方に「大きな問題」があって、全く成長できていなかった。

 

では、その「大きな問題」とは具体的には何だったのか?

ということでした。

 

結論をここで書くことは簡単なのですが、成長する上では考えることが大事なので、

みなさんともう少しだけ考えてみたいことがあります。

 

過去検証をする目的は前回も書きましたが、

「過去相場から見て効率的に利益を上げるためのトレードルールを作成するため」

ということでした。

これはどんなトレーダーさんでもほぼ同じかと思います。

 

それでは、相場から利益を上げる方法って具体的に何なのでしょうか?

 

一般的にトレーダーの共通言語として理解されている言葉でざっくり書きますと、

「順張り」&「逆張り」と表現できるかと思います。

 

なぜこれらが圧倒的な知名度のエントリー手法として確立しているかと言えば、

それは、これらの手法が利益を効果的に生み出すために突き詰められた概念であるから、

と自分は認識しています。

(※注

トレード技術が向上すると、順張り&逆張り以外もエントリー手法たくさんあります。

ただ、相場の考え方の基本中の基本の手法、というだけの話しです。)

 

つまり、相場の優位性を引き出すエントリー手法として「順張り」「逆張り」があって、

まずはいかにそれらを上手に使うか、がトレード技術向上のためのキーとなると考えられます。

 

すでにトレードで勝ち続けている方や、まだ勝てていなくても勘の鋭い方でしたら

ここまでの記述だけでこの記事が何を言わんとしているか

ご理解いただけたかもしれませんね。

(・・・そう書いてしまうと、わざわざ時間をかけて読んでくれている

誠実な読者の方を置いてきぼりにしてしまうので、ちゃんと続きも書きますよ^^;)

 

つまり、

ある意味では資金効率を極めたエントリー手法として「順張り」「逆張り」があるけれども、

「順張り」「逆張り」って相場でいかなるときでも使える手法でしょうか?

・・・違いますよね。そう、違うんですよ。

 

なので、エントリー手法を使うことよりさらに大事なことは、

「それらのエントリー手法が優位性を生み出す相場はどの相場なのか」

を見極めるということです。

 

ここを初心者の頃の自分はまったく理解できていませんでした。

そのため多くの時間をどぶに捨てることになりました。

 

もうここまで書くとみなさんもお分かりになるかと思います。

 

つまり、

「順張り」とはトレンド相場で優位性を見出すエントリー手法であり、

「逆張り」とはレンジ相場で優位性を見出す手法ですよね。

 

トレンドの中でひたすら逆張りすることに優位性は0ですし、

逆に、レンジの中でひたすら順張りすることも優位性は0です。

(※ 単一時間足のチャートだけを見れば、という仮定です)

 

なので、初心者トレーダーが過去検証をやる上で最も大事なのは、

自分が検証しようとしているその相場がトレンド相場なのか、レンジ相場なのか、

それともトレンドレス(≒汚いレンジ)なのか、見極めたうえで検証すること!

だと考えます。

 

少なくとも、相場で利益がまだ残せていないうちは、

このことを最優先として過去検証に取り組むことが一番易しいですし、

エントリーへの理解(ひいては利確への理解)が圧倒的に深まるので、

結果としてトレード技術の成長も最も早くなると感じます。

 

例えば、小学生が算数を習うとき。最初は足し算から習いますよね。

いきなり高校生で習う微分積分など間違っても小学校で習いません。

 

なぜでしょうか?

いきなり微分積分を教わったところで何も理解できないからですよね。

 

それは相場も同じです。

 

上限と下限がぴったり揃っているきれいなレンジのチャートを見せられて

「さぁここで逆張りの練習をしましょう!」と言われるのと、

高値も安値もへったくれもないきったないトレンドレスのチャートを見せられて

「さぁここで順張りの練習をしましょう!」と言われるのと、

 

どちらがトレード技術が向上するでしょうか。

 

もはや議論の余地すらないですよね・・・

 

過去検証って、ある意味ではかなり特殊な相場環境なんですよね。

なぜなら、すでに未来がどうなるのかが見えていますし、

エントリーポイントも過去から選びたい放題だし、利確もいつしても自由。

 

たとえFT2とか使ってたって、気に食わない相場環境が出現しても

さっさと早回しや逆回しで回避することができます。

 

誰もが当たり前の事実として認識していることなんですが、

あまりにも当たり前すぎてよく分からなくなってしまうことが、

過去検証では「相場環境を自分で好きに選べる」ということなんです。

 

なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんが、

過去のチャートを好きに選べるというのは

過去検証を行ううえで最も大きな「優位性」なのです。

 

リアルトレードでは、きれいな相場環境などそうそう選べません。

しかし過去検証では、きれいな相場をいくらでも選べます。

そのことが過去検証における最も大きな「優位性」なのです。

 

なら、その「優位性」を武器として使って検証に取り組んだほうが楽ですよね。

利益が上げられない初心者のうちなら、特に。

 

何もいきなりトレンドレスのチャートを見て、

「ここは買いだ!」とか「ここで売れるかな?」とか

そんな優位性0のチャートを見て議論しなくて良いんですよね。

 

最初は素直に、

「トレンド相場と分かっている相場で順張りの検証をする」

「レンジ相場と分かっている相場で逆張りの検証をする」

これだけで良いと思うんですよ。

 

手順としても、

①まずは静止画で相場環境全体が確認できるチャートを見る

②エントリーはどこなのか、利確はどこなのかを確かめる

③慣れてきたら次は同じチャートを時間の流れにあわせて動かす(未来が見えない状態にする)

④動かしながら再度同じく、エントリーはどこなのか利確はどこなのかを確かめる。

これで良いんですよね。

 

①②のように静止しているチャートでそんなことやっても意味ないじゃん!

と思われるかもしれませんが、まったくそんなことないですよ。

 

1回でも実際にやってみると分かりますが、

まずは静止状態のチャートに慣れて、その後リアルタイムのチャートに移るというふうに

基礎を段階的に踏んだほうが圧倒的に理解は早いです。

 

足し算を知らない小学生が掛け算を理解できますでしょうか。

自分たちが3×5=15になることを理解しているのは、

3+3+3+3+3=15になることを理解しているからです。

決して、九九をそのまま暗記したから、ではありませんよね。

 

相場でも同じなんです。

最初は1段ずつ上がったほうがはるかによく理解できます。

いきなり3段飛ばしとかチャレンジするとたいてい骨折します笑

 

自分自身は、初心者の頃、

過去検証に取り組む上でそのことをまったく理解できていなかったことが

一番大きな問題だった、といま考えれば思います。

 

パッと思いつきでチャートを開いて、

とりあえずここで売れるかな?ここで買えるかな?と繰り返していました。

見ている相場がトレンドレスであるとも気付かずに・・・笑

 

そんなところで売りも買いもないわ!ノートレードだわ!ドアホ!

と、いまなら声を大にしてツッコミますよ。

 

小学生が足し算も分からないのに

いきなり微分積分を解こうとしてもさすがに難しいです。

 

難しいどころか、数字が嫌いになって、一生前向きに数字を見れないかもしれません。

 

過去検証は、過去のチャートが全部見えているからこそ、

勝てないうちは有難くその利点を全部活かせばいいと思いますよ。

 

そして以前に動画でも紹介しましたが、

きれいなトレンド相場、レンジ相場で過去検証をしたいなら、

オススメは4時間足や日足などの長期足で取り組むことです。

圧倒的にダマシが少なくて、見やすいからです。

(参考;短期トレードはなぜ難しいのか

 

きれいなチャートでしっかり「順張り」「逆張り」ができる経験を積むと、

そのうち少し汚い短時間足のチャートでも「順張り」「逆張り」が

そのままできるようになります。

 

なぜなら、相場を構成する波形の本質は長期足でも短期足でも不変だからです。

 

少しくらいダマシが入ってチャートが汚くなったところで、

最初の見極め練習さえしっかり積めていれば、「あ、これダマシね♪」と

鼻で笑いながら、むしろそのダマシを有難く利用してトレードできるようにもなります。

 

さらに経験を積むと、ブレイク飛び乗りロングやトレンドひたすら逆張りなど、

一見そこだけ見ると超危険と思われるエントリー手法であっても、

極めて安全かつ高利益率でトレードできるようになります。

 

トレードで利益が膨らみ始めるのはそれからで良いと思うんですよね。

 

自分も、正直に言いますと、安定して勝てるようになった後でも、

4時間足のトレンドフォロワー時代は月利1桁のときもしょっちゅうでしたよ。

 

でも何でもできるようになってきたいまは、月利50%も到達しますし、

それ以上も問題なくできるはずだと、過去検証をやる中では感じます。

 

トレード初心者が、0から1を作る作業は確かに大変です。

前回も書きましたが、本当にいばらの道を涙流して歩く思いです。

 

しかし、そこを努力で乗り越えて一度でも1を作れてしまえば、

その先で1を10にする作業は圧倒的に簡単です。

まるでふわふわ空中散歩をしているようなもんです。

まさにビクトリーロードを歩む瞬間です。

 

もっと早くにこの正しい成長過程に気付きたかったな~と思いながら

過去の自分をなぐさめるようにいまこの記事を書いていますToT

 

あのときは多くの時間をどぶに捨てましたが、

その経験談が少しでもいまみなさんのお役に立てれば幸いです。

 

ここまでを書いて、ようやく意味ある過去検証の基礎部分が書けましたので、

この記事の内容を踏まえて次回は自分のエントリールールを紹介しようと思います!

 

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管理人;津田 俊之(すっぴんトレーダー)

投資ビジネスを通じて、価値が生まれる原理原則を見つめています。

自己紹介は、こちらから

FXは月利20~50%を継続中。
目標は「月利100%の達成と維持」です。

トレードスタイルは「価格が動くほうへついていく」だけ。
エントリー手法は、ありません。

チャート表示は「ローソク足+サポレジライン(+ときどきMACD)」のみ。
すっぴんチャートでトレードしてます。
複雑なインジケーターを使わなくても、すっぴんチャートだけでじゅうぶん勝てます。

現在は、FXで一緒に成長できる仲間を見つけながら、リアルトレードの結果検証と過去チャートの検証を繰り返してさらなるレベルアップを目指してます。

人生を歩む上で、また、ビジネスを行う上で大事なことを教えてくれる相場には、日々感謝してます。
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