僕がFXトレードにファンダメンタルズ分析を取り入れない3つの理由

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こんにちは、津田です。

 

先日はメルマガ企画で一緒に勉強している方たちと

Skypeでオンライン勉強会を開催したのですが、

そのディスカッションの中で

「僕がトレードになぜファンダメンタルズを取り入れないのか」という話になりました。

 

結構重要な点なので、僕がいま考えている内容を

改めてアウトプットして整理しようと思います。

 

 

 

僕がファンダメンタルズを活用しない理由は主に3点あります。

 

結論から先に書きますと

 

1.主観をできる限り排除したいから

2.ファンダメンタルズの影響はすでに相場に織り込まれるから

3.テクニカル分析100%でも安定的に利益は出せるから

 

ということです。

 

 

これら3つについて平たくざっくりまとめれば、

「ファンダメンタルズを使いこなすだけの実力がないから使っていない」という、

ただレベルが低いんですよ、というだけのお話しになってしまうのですが・・・苦笑

 

そんなふうにざっくりまとめるのもちょっとアレなので。

 

以下、一つずつ見ていきましょう。

 

 

 

まず

1.主観をできる限り排除したいから

ですが、

これはかなり強く意識しています。

 

おそらくこれが「3つの中で最も大きな理由である」と言ってもいいかもしれません。

 

 

ファンダメンタルズをトレードに取り入れようとするならば、

その情報をもとに相場を分析するわけですよね。

 

 

例えば1月末にあった日銀のマイナス金利導入発表ですが、

あれは純粋なファンダメンタルズ要因でその情報を単体で考えれば

USDJPYは当然円安方向です。

 

事実、発表直後もそう動きました。

 

しかし同時に、発表時点では未知数なこともあります。

 

それは、

・その影響がどの程度相場で続くか

・その影響がどの程度複雑に絡み合っているか

ということです。

 

 

相場に影響が強く残れば、

長期足レベルでの根本的なトレンド形成の要因となります。

 

一過性の影響であるならば、

線香花火のように一瞬の値動きで終わります。

 

どちらになるか、発表時点ではわかりません。

なので、その後の相場の動きは注意深く見守る必要があります。

 

 

ファンダメンタルズをトレードに取り入れるときに僕が最も怖いと思うのは、

「発表直後に目線が固定されがち」ということです。

 

 

つまり、今回の例ではUSDJPYはマイナス金利導入の影響を受けて、

ファンダメンタルズを純粋に考えれば円安方向なので

まずロング(買い)をベースに相場を考えることになります。

 

・押し目があったら買いに行こう

・どの時間足チャートのどこに押し目ができるのだろう

 

と意識的に考えることになります。

 

僕はこれが嫌なのです。

 

 

もともとトレードで安定して利益を出すためには、

常に中立な立場で買い・売りの目線を考えなければなりません。

 

そもそもファンダメンタルズがどうなろうが

いつ何時でも相場は上がるし、下がるのです。

 

 

値動きの要因にファンダメンタルズが強く関わることは事実ですが、

その通りに相場は動かないということもまた事実です。

 

 

なので、ファンダメンタルズがどうであっても

どこから価格が上がりやすいのか、下がりやすいのかは

常に中立的立場で考える必要があります。

 

 

ファンダメンタルズを取り入れようとすると

相場を見る客観性に影響が出てくるので、僕は嫌なのです。

 

 

ただ、それは単に僕に物事を総合的に判断する実力がないだけであり、

今後努力すればすべてをひっくるめて考えることもできるとは思います。

 

ただ、それはそれなりに訓練が必要なことであり、

今の僕のトレードレベルではちょっとキャパオーバーです。

 

 

なので、ファンダメンタルズを考えることで執行の客観性に影響が出るくらいなら、

現段階では邪魔なだけなので完全に切り離して考えている、ということです。

 

 

もちろん、ファンダメンタルズを取り入れることで

利益を安定的に出せるトレードレベルで活用できるならば、

取り入れると良いと思いますよ。

 

 

でも僕は、恥ずかしい話ですが、

いままだそのレベルではないということです。

 

 

 

次に

2.ファンダメンタルズの影響はすでに相場に織り込まれるから

ですが、

 

これは「セル・ザ・ファクト」という言葉に示されるように、

市場に未発表のファンダメンタルズ要因であっても

その内容は既に相場に織り込まれる、ということです。

 

 

未発表なのに未来の価格の値動きに織り込まれる、というのは

僕は初学者の頃は全く理解できなかったのですが、

実際に過去検証やリアルトレードで相場状況を見てみるとよく理解できました。

 

 

チャールズ・ダウが提唱した有名な「ダウ理論」の基本原則の中には

・平均は全ての事象を織り込む

とあるわけですが、これは、

 

政府が発表する経済統計や企業の業績・更には自然災害の様な予測不可能な事象に至るまで、

需給に関するあらゆる事象は全て市場価格に織り込まれる。(wikipediaから引用)

 

ということで、

市場で起こる値動きはいつ何時も予定調和となっている、という考え方です。

 

 

実際に4時間足レベルで相場を見れば、この事実は顕著に観察できます。

 

4時間足のローソク足チャートを見たときに、

どこにファンダメンタルズ要因が存在するかは見分けることがほぼできません。

 

つまり、個々のファンダメンタルズの影響は

ほぼ全てローソク足の値動きに内包される、ということです。

 

 

また複雑なことに、

予定調和がどの程度予定調和となっているのかは発表されるまで未知数です。

 

ふたを開けてみないとわかりません。

 

 

さらに複雑なことに、

例えば経済指標一つとって考えても発表内容は種々あるわけで、

その内容によって重要度・影響力は変化します。

 

 

世界の基軸通貨であるUSドルの値動きに直結するUS雇用統計は

市場でも一番大きな影響力を持っているSランクの経済指標

であることは周知の事実ですが、

そのUS雇用統計であっても事前予想と市場発表で乖離がなければ

発表後に凪のような相場を形成することもしばしばあります。

 

 

一方で、US以外の国のちょっとした経済指標発表であっても、

市場にインパクトを与える内容であれば、

US雇用統計をしのぐ大きな値動きが出現することも時々あります。

 

 

その辺りはかなり多要因で相場が動いているので、

僕レベルのトレーダーが実践相場で使いこなすことは現段階ではできません。

 

なので、使いこなすことができないものを無理に使う必要はない、

という解釈です。

 

 

 

最後に、

3.テクニカル分析100%でも安定的に利益は出せるから

ですが、事実ベースとしてはこれが全てですね。

 

 

最低限のファンダメンタルズの知識であっても、

テクニカル分析がしっかりできていて相場の値動きに対応することができれば

安定的に利益を出すことは可能です。

 

 

テクニカル分析はあくまでも「過去に起こった値動きの分析」であり、

将来これから起こる値動きについて

そのまま当てはめて考えることは、正確に言えば無意味ですが、

過去をもとに将来を「想定する」ことは可能です。

 

 

そのあたりはマーケットの魔術師に出てくるトレーダーたちも

何人も同じことを言っているわけですが、

とりわけラリー・ハイトとの対談は有名だと思いますので引用しますと、

 

シュワッガー

「市場が変化する、あるいは将来が過去と全く違ってしまう、

という可能性はないのでしょうか」

 

ラリー・ハイト

「市場は変わるかもしれないが、人間は変わらないだろう。

暦年ベースでシステムの評価を行うことは恣意的だ。」

 

というように、

相場を動かしているのは人間であり、その事実が変わらない限り、

過去と未来でトレードの原則が変わることは考えにくいのです。

 

 

将来何が起こるかはもちろん誰にもわからないことですが、

どうなりやすいのかは想定できます。

 

そしてその想定さえできれば、将来の価格変化に対応することはできます。

 

その対応力(テクニカル分析力)を磨くだけでも十分に利益を出すことは可能です。

 

 

基本的に僕たちのようなスペキュレーター(個人投資家)は

個人で相場そのものを動かすことはできません。

 

資金量的にそんな大きなポジションを持てるわけはありません。

 

 

それなら取るべき戦略はただ一つで、

それは、

「相場で起こった価格変化を事実として認め、そのあとの値動きを取っていく」

ということです。

 

 

大きな流れは機関投資家たちが作ってくれます。

 

僕たち個人投資家はその相場で起こっている事実に対して

正確に後を追えればそれで利益になるのです。

 

 

 

そのような経緯で、僕もまずはテクニカル分析を学び、

その中でも特に注目度の高い高値安値をベースに相場を徹底的に分析しました。

 

そこで見出した根拠ある考え方をもとに相場を正確に後追いできるようになった結果、

利益を残すことができるようになったのです。

 

 

「利益を出す」という観点だけなら、テクニカル分析100%でもそれは可能です。

 

まだ安定した利益を手にすることができていないならば、

まずはそういう視点で相場と向き合うのはいかがでしょうか。

 

 

 

ということで、今回はファンダメンタルズに対する考え方を紹介しました。

 

僕はファンダメンタルズを使って直接的なトレードしているわけではないので、

具体的な使い方はほとんど紹介できないため

みなさんのご期待に添えないかもしれませんが、

考え方の一つとして参考にしていただければいいなと思います。

 

 

 

そして最後になりますが、一番大事なのは、

ファンダメンタルズを使うことはできないが使えるようになるための学習はしている

ということも付け加えておきます。

 

 

使えないからそれを放棄するのと、

使えなくても使えないなりにどうしたら使えるようになるのかを考えるのとでは、

将来大きな差になると思っています。

 

 

それに関してはこれまでにも似たような体験を他にも何回もしているので

確かだと思っています。

 

常に準備だけはしています、ということです。

 

 

 

以上、参考になれば幸いです!

 

 

 

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管理人;津田 俊之(すっぴんトレーダー)

投資ビジネスを通じて、価値が生まれる原理原則を見つめています。

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FXは月利20~50%を継続中。
目標は「月利100%の達成と維持」です。

トレードスタイルは「価格が動くほうへついていく」だけ。
エントリー手法は、ありません。

チャート表示は「ローソク足+サポレジライン(+ときどきMACD)」のみ。
すっぴんチャートでトレードしてます。
複雑なインジケーターを使わなくても、すっぴんチャートだけでじゅうぶん勝てます。

現在は、FXで一緒に成長できる仲間を見つけながら、リアルトレードの結果検証と過去チャートの検証を繰り返してさらなるレベルアップを目指してます。

人生を歩む上で、また、ビジネスを行う上で大事なことを教えてくれる相場には、日々感謝してます。
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